全国スタートアップ拠点・オープンイノベーション促進セミナー
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2023年2月20日(月) 時間:開始10:00 終了15:30
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オンライン(zoomウェビナー)
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- 申込方法
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開催趣旨:
スタートアップ拠点の創設が全国的に広がり、各拠点ではスタートアップ支援が活発になされています。スタートアップ拠点には、スタートアップの事業成長に役立つ魅力ある支援プログラム・制度を備えているだけでなく、各地域に所在する成長性があるスタートアップの情報・ネットワークが集積しているとともに、様々なスタートアップ支援組織と連携することでスタートアップ振興に取組んでいます。その取組の実態は一見見えづらいものの、域外連携・海外連携も含めて活動の活発性/成長度は目覚ましく、スタートアップ拠点と繋がることで、スタートアップはもちろんスタートアップと関わる多くのステークホルダーに対して、事業を成長させるヒントやネットワークを広げるきっかけを提供することにも繋がります。
本イベントでは、地域におけるスタートアップの振興に向けて活発に取り組んでいる全国のスタートアップ拠点の取組をご紹介します。活用可能な支援プログラムを探しているスタートアップ、有望なスタートアップを探索されている事業会社/VC/CVC、スタートアップ拠点との連携に関心がある支援組織、大使館、拠点間連携を模索したいスタートアップ拠点の方など、ぜひご参加ください。
ー--プログラムー--
①10:00-10:25 開催挨拶・趣旨説明・取組紹介
登壇者:小野寺 仰
株式会社キャンパスクリエイト 港区立産業振興センター運営部 クリエイティブコーディネータ(港区立産業振興センター指定管理者構成団体)
登壇テーマ:港区のビジネスポテンシャル/交流拠点と全国連携/グローバル連携の融合で目指すスタートアップ支援
②10:30-10:55 基調講演
登壇者:吉田 錦弘 氏
Agorize Japan 株式会社 カントリーマネージャー
登壇テーマ:シンガポールとフランスから学ぶ、政府や民間主導のスタートアップ支援について
【登壇概要】
◆スタートアップの支援において環境整備や起業家育成だけでなく、スタートアップが生まれ、挑戦できる機会や場所の提供も必要となっています。多数の施策があるなかで、チャレンジという仕組みを用いたアイディアの集結・起業家やイノベーションの発掘と誘致・社会課題への挑戦なども今後日本において必要とされるのではないかと考えております。
◆グローバルでのオープンイノベーションチャレンジのマネジメントシステムを提供するAgorize社が支援先である、毎年数千のスタートアップが全世界から応募されるDeepTechスタートアップコンテストSlingshotを主催するシンガポール政府、そして世界最大規模のオープンイノベーションの祭典Vivatechnologyが主催されるフランスにおける事例やそれぞれの取り組みをご紹介しながら、スタートアップ振興に向けて全国様々な自治体から民間企業の皆様にとって、ベンチマークや学びとなれるお話をお伝えしていきます。
URL:参考:https://www.agorize.tokyo
③11:00-11:25 取組紹介
登壇者:石塚 理博 氏
NEXs Tokyo マッチングコンシェルジュ
登壇テーマ:東京都が運営するスタートアップ総合支援拠点「NEXs Tokyo」について
【登壇概要】
「NEXs Tokyo」は、情報とヒューマンネットワークの集積地である「東京」のリソースを最大限活用し、全国各地と連携しながら国内外への広域展開を目指して羽ばたいていくスタートアップを支援することを目的とした、東京一極集中のスタートアップ文化とは一線を画す取組となります。
具体的には、都内に拠点を置き全国各地そして世界への事業展開を目指す東京のスタートアップをJUMP、都外に拠点を置き首都圏そして世界での事業加速を目指す地域のスタートアップをDIVEと名付け、成長・連携の場としての『コミュニティ』と国内外での事業展開を加速化する『プログラム』という2つの特徴的な支援を提供します。
④11:30-11:55 取組紹介
登壇者:移川 順子 氏
(公財) 大田区産業振興協会 ハネダピオセクション チーフ
登壇テーマ:ものづくりのまち大田区のスタートアップ・ベンチャー支援
【登壇概要】
東京都・大田区には、日本のものづくりを支えてきたものづくり企業のネットワークと世界に繋がる羽田空港があります。ものづくり企業向けの支援メニューも豊富で、特にハードウェア系のスタートアップ企業にとって魅力のある町だと自負しています。また、2020年には羽田空港近くにスマートシティ先行モデルプロジェクトの認定を受けた新産業創造・発信拠点「羽田イノベーションシティ」がオープン、その中に住所登記も可能な「PiO PARK(ピオパーク)」が誕生しました。PiO PARKはコワーキング利用やイベント開催が可能な産業交流空間で、当協会が利用者同士の交流やイノベーションをサポートしています。
当日は、これら羽田の新しい施設のほか、大田区が提供する支援メニュー、環境や立地を活かして活躍するスタートアップやベンチャー企業、大田区企業との連携事例などをご紹介いたします。
<URL>
- ハネダピオ(PiO PARK) https://www.pio-ota.jp/
- ユナイト助成 https://www.pio-ota.jp/newfield-challenge/post-37.html
- ベンチャーピッチin HANEDA https://startup-ota.tokyo/
途中休憩
⑤13:00-13:25 取組紹介
登壇者:佐藤 凱 氏
渋谷区グローバル拠点都市推進室 主任
登壇テーマ:渋谷区のスタートアップ・エコシステムについて
【登壇概要】
渋谷区ならではの多様なスタートアップ企業が数多く生まれ、大きく成長していくスタートアップ・エコシステムの構築を目指し、主に3つの分野からスタートアップ支援事業に取り組んでいます。
◆環境整備
官民連携コンソーシアム「Shibuya Startup Deck」によるスタートアップのための多様なエコシステム形成、優れたスタートアップを認定する制度「S-Startups」、起業家育成プログラム「Shibuya Startup University」など
◆グローバル化
海外起業家に向けた日本での起業・生活支援として、スタートアップビザの取得を中心とした窓口「Startup Welcome Service」、世界に向けて英語で日本のスタートアップシーンを発信するグローバルメディア「Black Box」など
◆実証・実装
スタートアップ技術の実証・実装を支援する「Innovation for New Normal from Shibuya」、産官学民が連携し社会課題・行政課題の解決を図るオープンイノベーションラボに向けた検証の実施など
URL:https://shibuya-startup-support.jp/jp/
⑥13:30-13:55 取組紹介
登壇者:
◆野口 信太朗 氏 熊本市 起業・新産業支援室長
◆町野 孝裕 氏 XOSS POINT. コミュニティコーディネーター
登壇テーマ:熊本版スタートアップエコシステム構築に向けたコミュニティの形成
【登壇概要】
本市では、熊本からスタートアップを継続的に生み出す『熊本版スタートアップエコシステム』の構築を目指し、起業家や支援者をはじめとした多様な関係者が集い、ともに新しい社会を作り出す拠点として、スタートアップ支援施設「XOSS POINT.(クロスポイント)」を設置し、日々様々な取組を行っています。
今回は、『XOSS POINT.』での起業・創業支援を含め、本市のスタートアップ支援や熊本での起業の際に活用いただける移住に関する施策情報などについてご案内します。
また、合わせて3月5日に開催予定の「火の国サウナピッチ」についてもご紹介します!
施設URL:https://xosspoint.jp/
⑦14:00-14:25 取組紹介
登壇者:岡田 義己 氏
株式会社みらいワークス 新規事業開発・推進部 イノベーション推進チーム 所轄
登壇テーマ:地方自治体と推進するプロ人材伴走型アクセラレータープログラムについて~「仙台発」のTGA (Tohoku Growth Accelerator) の事例から~
【登壇概要】
なぜ、自治体主催のプログラムにプロ人材の伴走が重要なのか?
スタートアップや新規事業に挑戦する企業の成長を支援する「仙台発」のTGA (Tohoku Growth Accelerator)の事例をもとに、スタートアップ創出させるための苦悩、それを乗り越えるためのプロ人材活用や取り組みをお届けします。
URL: https://startup-tohoku.jp
⑧14:30-14:55 取組紹介
登壇者:伊藤 諒 氏
札幌市経済観光局経済戦略推進部イノベーション推進課 スタートアップ推進担当係長
登壇テーマ:札幌・北海道におけるオープンイノベーションの取組実績と今後の方向性紹介
【登壇概要】
札幌・北海道でのスタートアップムーブメントの創出を図るSTARTUP CITY SAPPOROプロジェクトでは、さっぽろ連携中枢都市圏内の12市町村と連携し、圏内の地域・行政課題を国内外のスタートアップとの協働により解決を目指す、行政オープンイノベーションプロジェクト「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」を2020年より展開しています。
2022年度で3年目の取り組みとなる本プログラムは、過去2年間で農業・教育・医療等といった分野の事業領域を持つスタートアップ計7社を採択しています。(2022年度は10社採択予定です)
2023年度についても、札幌・北海道からオープンイノベーションの風を吹かせるため、引き続きスタートアップからの事業提案について募集を予定していますので、募集開始したら応募をお願いします。
【参考URL】
国内最大級の行政オープンイノベーションプロジェクト「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」
https://startup-city-sapporo.com/oi/
⑨15:00-15:25 取組紹介
登壇者:湯川 卓宏 氏
一般社団法人京都知恵産業創造の森 スタートアップ推進部長(京都府商工労働観光部から出向)
登壇テーマ:スタートアップの創出・成長への支援と京都のエコシステムの構築
【登壇概要】
スタートアップにおける「京都」の魅力を紹介するとともに、京都発スタートアップの現状やグローバルな展開に取り組まれているスタートアップを紹介します。
また、スタートアップの創出やアントレプレナーシップに関する取組み、資金調達・起業家コミュニティの形成など、スタートアップの成長を支援する京都スタートアップ・エコシステムのメニューを紹介します。
最後に、世界に伍するスタートアップ・エコシステムのグローバル拠点として選定された「京阪神地域」において、各都市が連携して取り組む大学発スタートアップの連続した創出や、グローバルな展開に挑戦する関西のスタートアップをサポートする取組みなどを紹介いたします。
京都及び京阪神のスタートアップ・エコシステムの取組にご関心のあるスタートアップ、事業会社及びVC/CVC等の皆様からのお問い合わせをお待ちするとともに、他地域のスタートアップ拠点との連携も進めていければと思います。
Webサイト:京都スタートアップ・エコシステム https://kyotostartup.jp/
〇参加費:無料
〇定員:500名
〇申し込み方法:下記からお申込みください。
お申し込みはこちら
【港区立産業振興センターおよびコワーキングスペースについて】
産業振興センターは「企業・人・地域の力」を一つに結び付け、最新の情報や技術を提供する「未来発展型の産業振興拠点」となる施設です。2022年4月、札の辻スクエア内にオープンいたしました。 9Fにはコワーキングスペースとビジネスサポートファクトリーがあり、スタートアップ・起業家・フリーランスの方や、テレワークで活動される方、オープンイノベーションに取組まれる方の活動拠点としてご活用いただけます。 利用者同士の交流・連携によるオープンイノベーションを促進するとともに、最新のビジネス支援情報を収集できる環境を提供いたします。
港区立産業振興センターではコワーキングスペースおよびビジネスサポートファクトリーの見学会を行っております。
*産業振興センター内にはホール、研修室、会議室等、様々な貸出施設があります。
(利用例)
区内団体がホール大(定員280名、広さ約216㎡)を非営利目的で
午後(13:00~17:00)の時間帯に利用する場合の利用料金は8,500円(税込)です。