工場見学レポート

経団連の工場見学レポート(福島県いわき市立中学校の修学旅行)

 

港区産業団体連合会の株式会社賢工製版(東京都印刷工業組合港支部)では、修学旅行で港区を訪れた、福島県いわき市の中学生32名の工場見学を受け入れました。

 

株式会社賢工製版と代表取締役の佐野 貞雄 社長

生徒達は印刷機械について説明を聞きながら、実際に稼働している工場内を見学しました。

 

 

機械が迫力ある動きからクラスの集合写真をその場でカレンダーとして印刷すると、生徒達からは「すごい!」といった歓声があがり、受け取ったカレンダーとともに記念撮影をしていました。

 

 

港区産業団体連合会の竹中 武史会長も同行して工場見学する生徒達をサポートしました。

 

 

続いて、2階の製本工場に移動し、製本機械について説明を聞きながら工場内を見学しました。

 

 

その後、屋上に移動して、生徒達から質問を受付けたところ、「仕事で大変なことは?」「建物の入り口にビニールのカーテンがあるのはなぜですか?」など5人以上から続けて質問が出たため、一つひとつ丁寧に答えました。また、生徒達はFSC認証についての説明を聞き、紙目についても実際の紙を折って触ってみることでどういう違いがあるかを学びました。

最後に株式会社賢工製版を代表して佐野貞雄社長から、「今日はありがとうございました。紙に目があることだけでも覚えて帰ってくれたらうれしいです」とのお話をいただきました。また、代表の生徒からも御礼の言葉があり、「これからも紙を大切に使いたいと思いました。」といった言葉とともに生徒全員から「ありがとうございました」と御礼の挨拶がありました。

 

生徒達からは、
「工場に入った瞬間のインクの香りや、なかなか見ることができない印刷機械の迫力が印象的でした。普段、部活で印刷をしますが、工場の印刷は出来上がりがきれいでびっくりしました。」「学校の印刷物よりもきれいでした。」「4色を使って印刷していることを知れました。リサイクルにも取り組んでいることがすごいと思いました。」といった感想がありました。