旭紙業株式会社
~CSR活動が支えるワーク・ライフ・バランス
企業概要
当社は、ダンボールやペーパーハニカム(紙だけで作られた資材)の製造、及びこれらを利用した製品の生産と加工を行う企業です。明治44年に紙の卸商として事業を開始し、昭和16年に「旭紙業株式会社」となりました。「疾風 迅雷 適時 適切 臨機 応変」を行動理念に掲げ、高品質の製品を生産してきました。
現在では、港区本社のほか、神奈川県横浜市と静岡県藤枝市に工場を持ち、生産を行っています。
CSR委員会が推進役
当社がワーク・ライフ・バランスに取り組む際に考えたのは、「いかに持続的に企業価値を上げるか、そしてお客様や社会からの信頼を得るか」でした。また、現実的に人材採用・定着に向けて、職場環境の改善は重要課題と認識していました。
取組は、CSR委員会が中心になって推進しています。もともと当社では委員会活動が活発で、CSR以外にも、5S、教育、安全、BCP、FSC(森林認証)等の委員会があり、社員は必ず最低1つはどこかの委員会に参加することになっており、半年に1回、発表会も行われています。CSR委員会は、なかでも法令遵守や人権尊重、安全衛生、そして働き方全般に関して検討を行い、働きやすい職場づくりを目指しています。
当社ではハラスメントその他の相談が、本社総務部だけでなく、各拠点のCSR委員会メンバーでも受け付けております。
「どうしても自分の勤務先の人には話せない」といった内容は、敢えて他拠点の、直接関係のない社員に相談できるような仕組みがあります。
地域活動にも積極的に参加
地域社会との共生を目指す当社は、地域の環境整備活動にも積極的に参加しています。令和元年度には、港区アドプト・プログラムで活動継続5年を経過した団体として、「景観街づくり賞特別賞」を受賞しました。現在も、港区クリーンアップキャンペーンに参加し、また他拠点でも地域の美化活動を行っています。これらの活動を通じて、地域社会の持続的発展にも貢献しています。
▲町内幼稚園の夏祭りに協賛した、ダンボール製の遊具。この写真以外にも、過去に巨大迷路の協賛やワークショップなどを実施。
▲委員会による地域活動(クリーンアップキャンペーン)への参加の様子
旭紙業株式会社
【所在地】東京都港区高輪4丁目11-32 https://www.asahishigyo.co.jp/
【設立】昭和16年5月
【代表者】代表取締役社長 小林 裕明 氏
【従業員数】163人(2024年6月現在)
【取材日】令和6年7月24日
「令和6年度 港区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定」