成長産業における自治体制度を活用した実証実験・社会実装支援セミナー ~企業のモビリティ・スマートシティ・インフラモニタリング・先端ロボティクス・航空宇宙等の事業開発を自治体が支援~

  • 日時

    2023年3月13日(月)  14:00~16:05

  • 会場

    オンライン(zoomウェビナー)

  • 申込方法

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開催趣旨:

モビリティ・スマートシティ・インフラモニタリング・先端ロボティクス・航空宇宙等の今後の技術革新・成長性が見込まれる市場領域には国内外の多くの企業が注目を集めており、新たな製品・サービスの設計や市場開発においては実証実験が必要となるケースが多々あります。一方、実証実験を行う場所や手段を探すのは容易ではなく、事業計画のネックの一つとなりがちであり、自治体制度の利用や官民連携が果たす役割は高まっています。
本イベントでは、上記成長産業における実証実験設備・フィールドを開放する地方自治体の取組やプロジェクト事例等をご紹介し、企業の成長事業領域における事業開発を支援します。実証実験の手段を検討されている方、成長産業への参入に関心がある方、地域企業への事業支援をなされている支援機関・コーディネータの方など、ぜひご参加ください。

 

ー--プログラムー--

 

①14:00~14:05 開催挨拶

 

登壇者:港区立産業振興センター

 

②14:05~14:25 講演1 つくば市 科学技術振興課 係長 小松 晋太郎 氏

 

登壇者:つくば市 科学技術振興課 係長 小松 晋太郎 氏

登壇テーマ:「しあわせ」を実現するテクノロジーをつくばから!

 

【登壇概要】
つくば市では、誰もが幸せを感じる未来をつくるため、つくば市の課題解決を強力に推進する多様な実証実験の機会を提供しています。①最大100万円の資金援助や各種支援を行う「つくばSociety5.0」、②未来技術に実証実験の場を提供する「つくば市未来共創プロジェクト」、③実証実験で実現可能性が証明された事業についてモニターテストを支援する「市場・市民向けニーズ調査事業」、④自律走行ロボットの公道走行イベント「つくばチャレンジ」、⑤最高賞金100万$の障害者の生活支援ロボットコンテスト「Global Innovation Challenge」への協力、を行っています。

 

参考URL:https://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/torikumi/kagaku/1017549/1017546.html

 

 

③14:30~14:50 講演2

 

登壇者:福島県次世代産業課 副主査 松本 尚征 氏

登壇テーマ:ロボットの一大開発実証拠点「福島ロボットテストフィールド」

 

【登壇概要】

東日本大震災及び原子力災害により失われた浜通り地域等の産業基盤を新たに創出する国家プロジェクトである「福島イノベーション・コースト構想」に基づき、福島県が南相馬市及び浪江町に整備した「福島ロボットテストフィールド」は、ドローン用の滑走路や災害現場を再現した施設など、ロボットの研究開発や操縦訓練ができる世界に類を見ない拠点であり、開所以来、これまでドローンや空飛ぶクルマの試験飛行やワールドロボットサミット2020の開催など、700件あまりの活用実績があります。

福島県は、この拠点を核として、世界に誇れる「メードイン福島」のロボット技術や製品が生み出されるよう、ロボット関連産業の集積に取り組んでいます。

 

参考URL:

https://www.fipo.or.jp/robot/

 

④14:55~15:15 講演3

 

登壇者:堺市 市長公室政策企画部先進事業担当 主幹 河野 譲二 氏

登壇テーマ:スマートシティ実現にむけた堺市の取組について

 

【登壇概要】

住宅地と商業地などの用途を計画的に配置する近隣住区論等の考えに基づき、堺市南部の丘陵地に開発された泉北ニュータウン。当地域は、緑豊かな環境を有するほか、鉄道駅から堺市中心部、大阪市中心部へのアクセス性もよく、暮らしやすい住環境を提供しています。一方で、まちびらきから50年以上が経過し、人口減少や高齢化のほか、地形の高低差など、泉北ニュータウン地域内の課題が顕在化してきている状況です。

講演では堺市が推進するスマートシティについて、公民が連携しスマートシティを活用して進める泉北ニュータウン地域での課題解決や魅力創出に向けた取組、特にモビリティ分野に関する状況について説明します。

 

【参考URL】

・SENBOKUスマートシティコンソーシアム
https://senboku-smartcity.com/

 

・堺市HP-スマートシティの取組
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/smartcity_torikumi/index.html

 

・大阪スマートシティパートナーズフォーラム-SMART SENBOKU PROJECT
https://smartcity-partners.osaka/ssp/

 

⑤15:20~15:40 講演4

 

登壇者:渋谷区グローバル拠点都市推進室、主任、佐藤 凱 氏

登壇テーマ:渋谷区の実証実験事業について

 

【登壇概要】

渋谷区の実証実験事業「Innovation for New Normal from Shibuya」はスタートアップ企業や大学、研究機関などから、さまざまな分野の社会課題を解決する新しいテクノロジーやアイデアの募集し、採択のうえ実証実験を行うというものです。

また、社会課題を解決する企業のサービスなどをお試しいただくため、渋谷区在住・在勤者のモニター登録をLINEで受け付けています。ご登録いただいた人には、ご希望の分野で新たに生まれたサービスなどをご利用いただき、スタートアップ企業のサービス向上につなげます。

 

参考URL:

・渋谷区官民連携オープンイノベーション (throttle.biz)

https://shibuya.throttle.biz/innovation/

 

⑥15:45~16:05 講演5

 

登壇者:鳥取県 産業未来創造課 課長補佐 井田 広之 氏

登壇テーマ:鳥取砂丘月面実証フィールドをご活用ください!

 

【登壇概要】

鳥取の星空の美しさを観光や地域づくりに活用する「星取県」(ほしとりけん)プロジェクト。

2021年からは、そのネクストステージとして、宇宙産業の創出を目指すチャレンジをスタート。宇宙産業は国内外で大きく成長することが見込まれており、本県も地域の将来をえる産業の一つに位置づけて取組を進めています。

中でも、鳥取砂丘を活用した「鳥取砂丘月面化プロジェクト」に注力しており、現在、砂丘内に月面実証フィールドを整備中です。月面探査車、宇宙機器、その他先端技術の実証試験等に活用できますので、お気軽にご相談ください。

 

参考URL:https://www.pref.tottori.lg.jp/302515.htm

 

〇参加費:無料

 

〇定員:100名

 

〇主催:港区立産業振興センター 指定管理者:みなと・キャンパス・リログループ
 
〇事業担当:株式会社キャンパスクリエイト

 

【港区立産業振興センターおよびコワーキングスペースについて】

産業振興センターは「企業・人・地域の力」を一つに結び付け、最新の情報や技術を提供する「未来発展型の産業振興拠点」となる施設です。2022年4月、札の辻スクエア内にオープンいたしました。 9Fにはコワーキングスペースとビジネスサポートファクトリーがあり、スタートアップ・起業家・フリーランスの方や、テレワークで活動される方、オープンイノベーションに取組まれる方の活動拠点としてご活用いただけます。 利用者同士の交流・連携によるオープンイノベーションを促進するとともに、最新のビジネス支援情報を収集できる環境を提供いたします。

 

港区立産業振興センターではコワーキングスペースおよびビジネスサポートファクトリーの見学会を行っております。

会員登録、見学会のご案内

 

*産業振興センター内にはホール、研修室、会議室等、様々な貸出施設があります。

(利用例)
区内団体がホール大(定員280名、広さ約216㎡)を非営利目的で
午後(13:00~17:00)の時間帯に利用する場合の利用料金は8,500円(税込)です。

 

貸ホール等のご案内