株式会社スイタ情報システム
~労使のコミュニケーションで創る働きやすい環境~
企業概要
昭和10年の創業以来、長い歴史を持つ当社は、電話設備・ネットワーク設備・金融設備・電源設備やビル設備など、あらゆる機器の導入から施工に至るまで、情報通信ネットワークの構築を提案できることを強みとしています。従業員は、日本の通信インフラを支えているという自負をもって業務に当たっています。
本社は大阪ですが、それ以外にも東京本社を含む12拠点があり、連携を取りながら事業展開しています。
労使の丁寧なコミュニケーション
当社がワーク・ライフ・バランスへの取組を開始したのは平成29年。「従業員が、無理なく個人の生活を送れる環境を整えることで、業務に対する活力が得られる。協力・連携しながら、集団としての最大限の能力を発揮する。」このような理念のもと、労使が協力しながら、よりよい職場環境づくりに向けて、歩みを進めてきました。
規程は全従業員が閲覧可能な状態にする、勤務に関しては社内通達での発信を徹底、年2回の目標面接や、2年に1回の自己申告などで上司と部下のコミュニケーションを確保するなど、基本的な取組を丁寧に行っています。また、年2回のハラスメント勉強会(春:パワーハラスメントについて、秋:セクシュアルハラスメントについて)をはじめ、育児・介護休業、健康管理、安全衛生に関する勉強会も行っており、意識啓発を図っています。
時間外労働の削減に向けて
電気工事の設計・施工となると、やはりお客様の状況や天候に左右され、結果的に拘束時間が長くなりがちです。そのため、作業の効率化や人材の底上げといった取組に加え、令和4年度より、一年単位の変形労働時間制を技術職従業員に導入しました。繁忙期である2~3月はしっかり稼動、その代わり6~8月は休日を多く設定しています。メリハリのついた働き方ができると、現場からは好評です。時間外労働も減少傾向にあります。
ハラスメント勉強会の様子
年間目標設定について上長との面談の様子
株式会社スイタ情報システム https://www.suita.co.jp/
【所在地】東京都港区浜松町2-6-2 浜松町262ビル 5F(東京本社)
【創業】昭和10年10月
【代表者】代表取締役社長 荒居 新蔵 氏
【従業員数】118人(令和6年5月現在)
【取材日】令和6年7月12日
「平成30年度 港区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定」