講座一覧 申込方法
港区立産業振興センター 2026年度/全6ヶ月 AI人材育成講座

ハイレベルAIエンジニア育成講座2026

Pythonや数学の基礎から押さえる体系的な学習と、
生成AIを用いたAIモデル構築の取り組み方・実践力を身に付ける、全6ヶ月の研修です。

申込受付中 受付終了 申込期限:2026年5月25日(月)21:00 2026年度の募集は終了しました

講座の全体像
開講時期
2026年7月〜12月(全6ヶ月)
形式
eラーニング+対面/オンライン 計4回
受講料(税込)
¥66,000一括/個人・企業共通
定員
30名企業は1社あたり5名まで
対象
企業・個人港区外の方も申込可
会場
札の辻スクエア 10F港区立産業振興センター

講座概要

開講の背景、生成AI時代に求められるエンジニア像、本講座を修了することで身に付くスキルをまとめています。

01開講にあたって

港区産業を支える柱のひとつである情報通信業にとって、AI人材の育成は重要な課題となっております。経済産業省によると2030年にはAI人材は12.4万人不足すると試算されており、AI人材はますます重要視されると予測されます。

港区立産業振興センターにはコワーキングスペース・ビジネスサポートファクトリーを備えており、コワーキングスペース内におけるAI専門書籍等の設置や、ビジネスサポートファクトリー内における機械学習用ワークステーションの設置など、AI人材の育成や開発環境の整備に力を入れております。

その一環として、Pythonや数学の基礎から、生成AIを用いたAIモデル構築の実践スキルまでを体系的に身につけることができる「ハイレベルAIエンジニア育成講座」を開講します。

02生成AIによって、AIエンジニアの何が変わるか

機械学習モデルの理論や数学的理解、一から自身で実装するスキルを身に付けるだけでなく、生成AIを前提としたAIモデル構築スキルの習得が必要となります。

変化 01

仕事の進め方が変わる

直線的なプロセスから、生成AIとの対話を核とした、高速で反復的なサイクルへ。

変化 02

求められるスキルが変わる

Cursor や Claude などのツールを使いこなす技術力と、自社にとってのベストな作業環境・作業フローを設計できる力が求められます。

変化 03

学び方が変わる

全てを事前に詰め込む学習から、実践の中で生成AIから提案を受け、必要な知識をその都度深掘りする学習へ。

036ヶ月で身に付くスキル

  1. Pythonの基礎理解
  2. 機械学習実装のための数学の基礎知識
  3. 機械学習モデル/ディープラーニングモデルの基礎理解
  4. 生成AIを用いたAIモデル構築の実践スキル

対象者

受講対象・前提レベル・申込みに際しての条件を以下に示します。

受講対象
企業・個人

勤務先の事業所・住所について、港区内外は問いません。港区外の方も申込みいただけます。

定員
30名(予定)

企業は1社あたり5名までお申込みいただけます。申込多数の場合、選考ありとします。

本講座は「初学者向け講座」ではありません。

申込み時に求める前提

  • Pythonの基本文法の理解
  • 高校数学レベル(微分・統計)の理解
  • AI・機械学習の基本的な用語・考え方の理解
  • 申込みの際のアンケート問題(中級程度)にお答えいただけること

※ これらの知識が不足している場合、講座内容の理解が難しくなる可能性があります。

講座内で体系的に学ぶ範囲

  • Pythonを用いた機械学習実装の基礎
  • 機械学習のための基礎数学(線形代数・微分など)
  • 機械学習/ディープラーニングモデルの基礎理解
  • 生成AIを用いたAIモデル構築の実践

※ 前提知識をもとに、機械学習・生成AI活用へ発展させる構成です。

以下の項目すべてに該当する方を対象とします

  1. 機械学習・AIのスキル習得に意欲的に取り組めること
  2. 対面講座を含む全プログラムに参加可能であること
  3. 対面講座においてノートPC等を持参できること
  4. 週5時間 × 6ヶ月間の学習時間の確保が可能な方

    ※ 講座修了のために上記の学習時間が必要となります。

学習の進め方

課題解決の過程で生成AIから提案を受け、必要な手法を「必要な時に必要なだけ」深く学び、実装するスタイルで進めます。7月のキックオフから12月の成果発表まで、4回のライブ/対面セッションと自習期を行き来しながら着実に力を身に付けます。

前半 事前学習 eラーニング自習期(7月〜10月)
ステップ 01
基礎理論・スキルの習得

Python・基礎数学・機械学習の基礎を体系的に学び、生成AIと対話するための共通言語を身に付ける。

後半 実践しながら深掘りする学習 ハッカソン・演習(10月〜12月)
反復
ステップ 02
実務課題に取り組む

テーマに沿って、チームでAIモデル構築に着手する。

ステップ 03
生成AIとの対話

「どう解くか」「この方法はどうか」を設計する。

ステップ 04
提案手法を深掘り

理論・実装を「必要な時に必要な分だけ」学ぶ。

ステップ 05
手法を適用/実装

実データに適用し、モデルを構築・評価する。

新しい問いが生まれ、ステップ03へ戻ってサイクルを反復。1日目の気づきを受けて、2日目に向けて精度を高めていく。

目標 課題の解決 / 成果発表 2日目のハッカソンにて、精度の高いモデルを構築したチームが優勝
eラーニング ライブ配信 対面講義 チャットサポート
日程 4回のライブ/対面セッション(2026年度)
#内容日程曜日時間形式/会場
キックオフ 2026/07/08 19:00〜20:00 研修室1/対面
Python・基礎数学 質問会 2026/09/07 10:00〜12:00 オンライン
生成AIを用いたAIモデル構築講座(対面)1日目 2026/10/28 13:00〜17:00 研修室2/ハッカソン
生成AIを用いたAIモデル構築講座(対面)2日目 2026/12/11 13:00〜17:00 研修室2/ハッカソン

自習期間:講座一覧に記載の3つのプログラム(Python入門・基礎数学・生成AIを用いたAIモデル構築講座)は、eラーニング教材を自習で受講します。生成AIを用いたAIモデル構築講座の期間中は、チャットサポート(3.5ヵ月)をご利用いただけます。

講座一覧

本講座は3つのプログラムで構成されます。まず全体を比較した上で、各プログラムの詳細を下記に記載しています。

プログラム 形式 時間の目安 学習期間 主なゴール
講座 01機械学習のためのPython入門講座 eラーニング 動画 8h/学習 22h 7月〜9月 Pythonの基礎文法からデータ前処理・モデル構築までを習得
講座 02機械学習・ディープラーニングのための基礎数学講座 eラーニング 動画 10.5h/学習 23h 7月〜9月 機械学習に必要な確率統計・微分・線形代数の基礎を習得
講座 03生成AIを用いたAIモデル構築講座 eラーニング ライブ配信 対面 チャットサポート 約3.5ヶ月/対面 4h×2 9月〜12月 生成AIを活用したAIモデル構築の一連の実践スキルを習得
講座 01 eラーニング

機械学習のためのPython入門講座

Pythonの基本文法の理解を前提に、機械学習を実装するためのPythonの基礎スキルを体系的に学びます。環境設定、データ整理のためのNumpy/Pandasなどの入門スキルに加え、データ可視化、前処理、モデル構築の基礎スキルまでを習得することが可能です。豊富なハンズオン演習で機械学習に必要なPython力を身に付けましょう。

提供形式:eラーニング 動画講義:8h 学習時間:22h(目安)
講座のゴール
  • 機械学習に必要な実技力を完全にマスターする
  • 徹底的なハンズオンで「Python力」が身につく
  • データ可視化、前処理、モデル構築スキルを習得する
身に付くスキル
  • Pythonの基礎スキル
  • Pythonライブラリの活用方法
  • 1日目:実行環境の整備・Python基礎文法①

    実行環境の準備/機械学習に必要なPython基礎文法(変数・データの型・制御文 if, for, while)/演習

  • 2日目:Python基礎文法②

    機械学習に必要なPython基礎文法(関数・クラス)/演習

  • 3日目:データの整理 – Numpy

    外部ライブラリの使い方/Numpyを用いて配列を高速に処理しよう/演習

  • 4日目:データの整理 – Pandas

    Pandasを用いて表形式のデータ構造を操作しよう/演習

  • 5日目:データの可視化 – Matplotlib

    Matplotlibの基礎事項/Matplotlibを用いた多様な可視化と可視化の考え方/演習

  • 6日目:データの可視化 – Seaborn

    Seabornを用いた多様な可視化/Seabornの強み/可視化 総合演習

  • 7日目:データの前処理

    Titanicデータの確認/データの可視化と前処理の方針決定/前処理の実施/前処理を施したデータの保存

  • 8日目:機械学習モデルの構築と評価

    機械学習の概要/学習データの分割/モデルの構築/モデルの検証

※ PCの動作環境:MacOSX 10.9 以上、Windows 8 以上(64bit 必須)、メモリ8GB以上

講座 02 eラーニング

機械学習・ディープラーニングのための基礎数学講座

機械学習を実装するために必要な数理統計の基礎知識を学ぶ。本講座では機械学習に必要な数学に絞り、短期間で高校数学レベルから機械学習が数理的に理解できるレベルまでをカバーしています。

提供形式:eラーニング 動画講義:10.5h 学習時間:23h(目安)
講座のゴール
  • 自力で機械学習の技術書を読み進められるだけの基礎的数式の理解
  • 機械学習モデルのチューニング方針を立て、理論的に説明する力
身に付くスキル
  • 確率・統計の基礎知識
  • 微分・線形代数の基礎知識
  • 記述統計学の基礎

    基本統計量(平均・分散・共分散など)/データの要約・可視化/修了演習(前処理技術:正規化と標準化、箱ひげ図を用いた外れ値検出)

  • 確率

    確率の基礎/条件付き確率/ベイズの定理(事前確率・事後確率・ベイズ更新)/修了演習(ナイーブベイズによるスパムメール判定)

  • 確率分布

    離散型確率分布(離散一様・ベルヌーイ・二項・ポアソン)/連続型確率分布(連続一様・正規・指数)/修了演習(ロジスティック回帰)

  • 微分基礎

    合成関数(計算グラフ表現と順伝播計算)/積・商・合成関数の微分/修了演習(シグモイド関数の計算グラフと逆伝播計算)

  • 線形代数基礎

    偏微分/行列・ベクトル/固有値・固有ベクトル/修了演習(固有値分解)

  • 微分・線形代数の機械学習/深層学習への応用

    ベクトルによる関数の微分/勾配降下法/修了演習(最小二乗法、誤差逆伝播法&勾配法による重み更新)

※ 前提知識:Pythonの基本文法、ならびに高校数学レベル(微分・統計)の理解を前提としています。

講座 03 eラーニング ライブ配信 対面講義 チャットサポート

生成AIを用いたAIモデル構築講座

機械学習やディープラーニングモデルの基礎理解から、生成AIを用いたAIモデル構築スキルまでを豊富な演習とハッカソン形式のライブ講義で実践的に習得する。生成AIを活用して、最新のAIモデル開発手法やツールを自ら調査・選定し、適切なプロンプト設計を通じて効率的にAIモデルを構築・実装する方法を学びます。

提供形式:eラーニング + ライブ配信 + 対面 学習期間:約3.5ヶ月 対面講義:4時間 × 2回
講座のゴール
  • 生成AIを用いたAIモデル構築の一連のプロセスを実行できる
  • 生成AIを用いたAIモデル構築において、どのように品質を担保するかを理解している
身に付くスキル
  • 機械学習モデルの基礎理解
  • ディープラーニングモデルの基礎理解
  • 生成AIを用いたAIモデル構築の実践スキル
  • AIモデル構築における最新生成AIツールの理解と活用方法
  • 第0章:生成AI時代の機械学習とは

  • 第1章:機械学習概論

    人工知能と機械学習/回帰と分類/機械学習モデルの構築・運用の流れ/機械学習手法の種類

  • 第2章:教師あり学習の基礎

    線形回帰モデル/ロジスティック回帰モデル/決定木

  • 第3章:アンサンブル学習

    ランダムフォレスト/勾配ブースティング

  • 第4章:モデルの評価指標

    回帰問題の評価指標/分類問題の評価指標/訓練誤差と汎化誤差/汎化誤差の推定/過学習と未学習/正則化

  • 第5章:前処理とモデル構築

    外れ値・異常値処理/カテゴリ変数の変換/0-1正規化と標準化/無相関化と白色化/モデルのチューニング/ハイパーパラメータ探索/欠損値処理

  • 第6章:教師なし学習

    クラスタリング/異常検知

※ 上記カリキュラムは予定であり、変更となる可能性があります。

費用・定員・受講要件

受講料・定員・受講にあたっての動作環境および準備事項をまとめています。

01費用・定員

受講料(税込) ¥66,000一括/個人・企業共通
期間 / 形式 6ヶ月(2026年7月開講 〜 12月修了)
eラーニング + 対面
定員 30名(企業は1社あたり5名まで)
申込多数の場合、選考ありとします。
会場 港区立産業振興センター(札の辻スクエア 10F)
※ オンラインセッションは来場不要

02受講にあたっての要件

① PCの動作環境

  • MacOSX 10.9 以上
  • Windows 8 以上(64bit 必須)
  • メモリ 8GB 以上必須

※ 8GB未満でも受講は可能ですが、大容量のデータを扱うため、より高スペックなPCの利用を推奨します。メモリ不足が原因の不具合についてはサポートできませんので、あらかじめご了承ください。

② ソフトウェア / インストール

本講座では、Miniconda または Anaconda をインストールしていただきます。また、pip というライブラリ管理ソフトを使って、Pythonライブラリをインストールしていただきます。

※ インストール作業を行える環境をご準備ください。社用PC等でアクセス制限のある回線をご利用の方は、インストールが可能であることを事前にご確認ください。

③ 対面講座でのご持参物

対面講座ではご自身のPCをお持ちください。

※ 会場での貸出は行っておりません。

④ 資料・課題提出環境

講座で使用する資料はGoogleドライブを通じて提供します。課題の提出のためにGoogleアカウントが必要となります。

※ 事前にGoogleアカウントをご用意ください。

会場

対面セッションは下記会場にて実施します。オンラインのセッション(質問会など)は来場不要です。

港区立産業振興センター

〒108-0023
東京都港区芝浦3-1-47
札の辻スクエア 10F

  • コワーキングスペース(AI専門書籍等を設置)
  • ビジネスサポートファクトリー(機械学習用ワークステーションを設置)
  • 研修室1/研修室2(対面講座で使用)

※ 質問会はオンライン実施のため、会場来場は不要です。
※ 対面講座は研修室1・研修室2で実施します。

港区立産業振興センター(札の辻スクエア 10F)の外観
港区立産業振興センター/札の辻スクエア 10F

申込方法

お申込みは下記の詳細・申込ページから受け付けます。募集期間中の流れは以下のとおりです。

お申込みの流れ

  1. 申込フォームから必要事項を入力。アンケート問題(中級程度)にもお答えください。
  2. 選考(申込多数の場合、選考あり)。結果はお申込み時のメールアドレスにお知らせします。
  3. 受講料のお支払い。案内に従いお支払いをお願いします。
  4. 受講のご案内。eラーニングURLやキックオフ案内をお送りします。

お申込み時のご注意事項

  • この講座では、対面講座の場合写真の撮影を行う可能性がございます。撮影した写真や映像等は、広報用にHPやSNS、刊行物等に掲載することがあります。